朝お寺に向かう道路で、あちらこちらで咲き始める花が有ります(^^♪
今年はこの暑さで開花が早いかと思いきや、ちゃんとこの時期に咲き始める不思議な花です。
この、お彼岸近くになると咲き始めるので、彼岸花と言いって居りますが、
別名は「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」といいます。
サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。
この「お彼岸」は、「春彼岸」と「秋彼岸」の年2回、春分の日と秋分の日の前後3日を合わせた7日間のことです。
お彼岸の初日を「彼岸入り」、春分の日と秋分の日を「彼岸の中日」、7日目の最終日を「彼岸明け」と言います。春分の日と秋分の日は国民の祝日です。
春分の日は「自然をたたえ、生物を愛くしむ日」、そして、秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」であります。
また、春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほとんど同じで、太陽が真西の方角に沈みます。
仏教の考え方では、西にあの世が存在する場所があるとされています。そのため、春分の日と秋分の日は、あの世と最も距離が近くなる日と考えられました。
この秋のお彼岸にお墓参りをされると、ご先祖さまも喜ぶのでは?
そして皆さんのご近所にも、この曼珠沙華が有るのでは(^^♪
ナーーーームーー!