お焼香

沈香

明日はお寺の月行事「感謝祭」なる行事が有ります。日々無事に過ごされている事への感謝の気持ちを

ご先祖様にご報告する日といった感じでしょう。その時に使う焼香で有ります。

これは沈香というものであり、大変良い香りがして落ち着きます。(*^^*)

私たちは、匂いは「嗅ぐ」といいますが、香道においては香の香りを「聞く」といいます。

何故、「聞く」なのか私自身、大変不思議に思っておりましたが

今日お経を上げていると、お経文の中にもこれと似たような事が書かれておりました。『聞香悉能知』

解りやすく書き下し文にしますと「香を聞(か)いで悉く能く知らん」となります。

中国語では、匂いを嗅ぐという時の動詞に、「聞」という字を使うそうであります。

皆さまも心と身体のデトックスにお寺で感謝の気持ちを捧げてみてはいかがですか。