昨日お経回りに行った先でのお話しでした。
先代、先々代のご住職にはよく話を聞いてもらった、時間をさいて色々な相談なんかも聞いてもらったなぁと、言われておりました。
そのような感謝の気持ちは、今でも強く残っているようでありました。
日頃、私がお寺で留守番している時にも、先代のご住職の事を思い出しては、お寺に参りに来られる方が、未だにいらっしゃいます。
その様な方は、皆さん先代のご住職に、親身になって話を聞いて頂いた方が多いようであります。
ちなみにですが、私がお坊さんになるキッカケと言うのは、17歳の時に、進路を決めるのに迷った末にご相談に行った方がお坊さんで有った事が始まりです。(;^ω^)
お寺に来られる方は、ご供養事で来られる方はもちろんのことですが、そうでない方も沢山いらっしゃる様です。
人生に行き詰った方、方向性を見失った方、一歩踏み出せない方、そんな方々のお話しにじっくり耳を傾け、一緒になって考え、最善の方向に導かせていただくことが出来るならば、それほど嬉しい事はありません。
お坊さんというと、とかく説教をして、人を導いていくというイメージが有りますが、聞く力というものも大切なんだなぁと実感させられます。
私もいつかは、そのようなお坊さんになりたいものです(*^^*)