昨日、病院での血液検査の結果が届きました。
50歳になって、これと言って特別な悪い結果ではないようでしたが、血糖値が少々低く、貧血気味とのこと。
50代になってみて、この位の身体の衰えはだれしもあることでしょう。
医学の進歩により血液検査からでも色々な事が判るようになってきました。
なんでも数値化され、その結果を見て私たちは異常を探すことが出来ます。
目で見て判断が出来ると、それだけで安心できます。どのように対処していこうかと、方針が決まるからです。
しかし、近年ではこうして数値で測りえる事の出来ない精神的な病が、深刻な問題となって来ております。
昔では無かったかもしれないような精神的な病までも増えつつあるように感じる世の中です。
私の同級生にも、ストレスを感じて、仕事を辞めてしまった方もおります。
また、優秀な成績で大学院まで進みながらも、毎日の研究とレポートのに追われ、そのストレスからか休学を余儀なくされ、投薬治療に陥り、自分の将来が見えなくなってしまった方もおりました。
身体を壊したとしても、生き方を変えれば、生きていくうえで、どうにか順応していくことが出来ますが、
精神を蝕んでしまうと、一人の力ではなかなか立ち上がることが出来ません。
仏教の、六波羅蜜の中に、禅定波羅蜜という修行の一つが有ります。思いを静め、心を明らかにして、真正の理を悟る為の修行であり、精神を集中し、三昧(さんまい)に入り、寂静の心境に達することであります。
身体の健康はとても大切なことであります、心の健康はもっと大切なものだとおもっております。
皆様おも、心身の健康の為に、週に一度は、数時間でもユックリ自分を見つめなおす時間をとられては?