精進・精進!

日本代表が決勝リーグに進みました。

負けている試合の最中、ライバル国の試合の経過を見ながらの決勝進出への祈りでありました。

ライバル国よ負けてくれ!と祈りながら、勝ちを取りに行くのではなく、守りに入る日本チームでありました。

結果的には、ライバル国の敗退により決勝に駒を進めた結果になり、決して後味の良い試合での進出では無かったように感じました。

まるで、1992年の甲子園、星稜高校と明徳義塾高校の対戦での、松井秀喜選手に対し、5打席連続して敬遠する作戦を敢行し、勝ちに行った試合の時のような感じがしました。

物事の大局からしたら、逃げるが勝ちも作戦なのでしょうが、手を抜いている感が否めません。

決勝リーグ進出の為に、ライバル国の脱落を望むのではなく、自力で最後まで頑張って欲しかった試合でありました。

勝つという結果がすべてなのだろうか?と考えさせられる試合運びであったように感じます。

本来のスポーツの精神とは、お互いが精進し、切磋琢磨することにより、技の向上、さらには人格の向上を目的とするものであると思っております。

次の試合では、負けても良いから全力で戦って欲しいものです。