よく、穏やかで他人のことも考えながら行動する方を菩薩の様な人だと褒めたたえる事がございます。
それでは、この菩薩とはどのような方なのでしょう(*^^*)
大乗仏教の修行者たちは、一般の在家信者たちと一緒にくらしていました。そのため修行者たちは自分一人の悟りを求めるだけではなく、自分の悟りを世間の人々と共に救われる、利他行(他者への救済を目指す活動・人格の向上)を理想としていました。こうした利他行を行う修行者の事を「菩薩」といいます。
ですから、「菩薩」さまになれる方は、なにもお坊さんだけではありません。
それぞれの方が自分の置かれた立場の中で、他人を思いやり、救済しようとされることが有るならば、それで一つの「菩薩の行」をしているのであります。
また最近では、大手企業なども様々なボランティア活動に力を注ぐ企業が増えているようであります。
こうした「菩薩行」を私自身が出来ているのだろうかと?疑問に感じる時が有ります。
もしかすると、お坊さんという仕事が一番菩薩になるのに遠い存在なのかもお知れませんね(;’∀’)